パンジー・ビオラの楽しみ方

パンジーは戸外の日当たりと風通しの良い場所を好みます。室内に長期間置くと、日当たりが良くても徒長して花付きが悪くなります。

花壇などに植え付ける場合、2~3日前に元肥として1㎡あたり堆肥1~2kg、窒素・リン酸・カリウムの三要素を均等に含んだ化成肥料を80g施し、土とよく混ぜておきます。過湿に弱く、根腐れを起こしやすいので、定植するところは地面より高くし、深植えにならないように植え付けます。植え付けの標準間隔は25×25cmです。容器に植える場合も赤玉土5:腐葉土3:パーライトの大粒2といった、水はけの良い混合土を用います。あるいは、市販の培養土を使えば便利です。植え付け後は、アブラムシの予防のためオルトラン粒剤を土の表面に散布しておきます。

パンジーは長い間生育しながら次々と花を咲かせていきます。そこで、株を弱らせないで長期間花を楽しむためには、咲き終わった花はすぐに花柄の元から摘みとるようにします。また、葉の上や地上に散った花弁は、灰色カビ病(ボトリチス病)の伝染源となるので、見つけ次第取り除きます。

株の育たない冬場は、肥料のやり過ぎに注意しましょう。液肥の場合は2~3週間に1回、3月くらいからは1週間に1回の割合で与えます。

過湿に弱いので、水のやり過ぎに注意します。花壇では乾燥が続く時以外は水をやる必要はありませんが、容器栽培では土の表面が白く乾いたらやるようにします。水をやる時はたっぷりと与えます。少量ずつやると、いつも水分のあるところだけ根が張り、それより下には根が張らなくなるか、根腐れを起こすことになります。

灰色カビ病とアブラムシに注意します。灰色カビ病は、発生しないうちからベンレート水和剤やトップジンM水和剤を定期的に散布しておきます。アブラムシはウイルス病の媒介をするので、植え付け当初からオルトラン粒剤を根元に散布して予防し、茎葉にアブラムシを見付けたら、3~4日おきに2~3回続けてスミチオン水和剤などを散布します。

パンジー・ビオラは開花期でも移植が容易にでき、育てやすい草花です。多数を色ごとにまとめて、花壇いっぱいに敷き詰めれば、花のじゅうたんができます。芝生の緑、レンガの赤とパンジー・ビオラの花色はよく合います。芝生の片隅にパンジー・ビオラの花壇をつくりましょう。

  • 形にとらわれず、限られたスペースを有効に利用しましょう。
  • 草花の特性をつかみましょう(開花期・花色・草丈・草姿・好む場所など)。
  • 同じ種類、同じ花色で色分けし、配色良く組み合わせましょう。
  • できるだけ同じ時期に咲くものを選びましょう。
  • 草丈の高低を利用し、空間を生かしましょう。

花壇の縁どりには、レンガ・ブロック・ギボク・ガーデンフェンスなどを使うのが一般的です。また、石を並べたり、角材や丸太を利用して花壇を縁どってもおもしろいものができます。
用土は、土壌改良のため培養土・腐葉土・堆肥などを用いると良いでしょう。

毛せん花壇

【1】毛せん花壇

草丈の低い草花を色別に敷き詰めた花壇。

境栽花壇

【2】境栽花壇

庭とテラスの間や門から玄関までのアプローチの境に。

寄せ植え花壇

【3】寄せ植え花壇

いくつかの種類で中央を高く、周囲を低い草丈で立体的に見せます。

リボン花壇

【4】リボン花壇

生け垣などの縁を利用し、草丈の低い草花を植えた花

  • 建物の庭に面した外壁に、壁掛け鉢を利用してパンジーを飾ります。白い壁ならエンジ・オレンジなど、壁に映える小輪系のパンジーを寄せ植え(3株くらい)にするのがおすすめ。
  • 玄関や門扉に、パンジーをボール形に植えて来客のお出迎えに。

【1】スリットバスケットから土が漏れないように専用のスポンジを貼ります。

【2】スポンジの粘着部分に、土をつけます。鉢底石を敷き、土を入れます。

【3】スリット部分の一番下から順に植え、土をたしていきます。

【4】スリット部分に植えたら、一番上の部分にも植えて完成です。

【5】しっかりとすき間なく植えこむときれいに仕上がります。
 

寄せ植えをするときは、まずレイアウトを決めましょう。高低差を考えて、背の高い植物を後方に置き、パンジーなどの低い植物を前方に置くと、全体の見栄えが良くなります。

カラーリーフとは、班入りや銀葉、黄葉、青葉、銅葉などカラフルな色彩を持った植物です。

ダブルデッカー植えとは、球根と花苗を段違いで植える寄せ植え方法です。
開花時に、ボリュームたっぷりの寄せ植えになります。

先にチューリップの球根を植え、その上にパンジー・ビオラの苗を植えるだけなので、初心者の方にもおすすめです。

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