2018.12.12 使用頻度が高いから手入れがしにくい!季節家電のお手入れ、どうすれば?

「猛暑の夏の間は付けっぱなしだったエアコンですが、最近寒くて、もはやその存在を忘れていました。我が家の冬の暖房は床暖房がメインなためですが、先日その床暖房が不調でエアコンを付けたところ、出てくる暖かい空気がやたらホコリ臭いので嫌な気持ちに。エアコンクリーニングするタイミングを誤ったかも知れません。こういう家電のお手入れって、一体どうするのが正解なのでしょうか。」

藤原千秋

大手住宅メーカー勤務を経て、主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆。現在は企画、広告、商品開発アドバイザーなど多様な業務に携わる。TV「マツコの知らない世界」に1000個の掃除グッズを試した主婦として出演も。著・監修書に『この一冊ですべてがわかる!家事のきほん新事典』など。

春なら花粉や黄砂対策としての「空気清浄機」、夏なら熱中症対策としての「エアコン(クーラー)」、冬なら暖房器具である「コタツ」や、インフルエンザなどの罹患リスクをあげる乾燥対策としての「加湿器」、などなど。

特定の季節に需要が生じ、毎日のように活躍する、こういった家電のことを「季節家電」といいます。

多くの場合「季節家電」の購入動機と日々のニーズは切実です。買ったら待ったなしでスイッチを入れ、稼動させるなら24時間ぶっ通し(ないしは1日数時間)のため、かなり汚れます。

でも、逆に言えばシーズン中はお手入れのためにスイッチオフする数十分から数時間すら、なかなか取りにくい。オフしたくない。そのため、使い終わりのタイミングを見極めるのも難しくなります。

結局シーズンがきっちり移り変わるまでお手入れなど一切手がつけられなかった、というケースも決して珍しい話ではないのが、「季節家電」というものなのです。

「エアコン」や「空気清浄機」など、その「季節家電」に「吸気フィルター」がある場合は、汚れそのものや、お手入れの必要性が比較的わかりやすいでしょう。

まず、日々稼働することによって、その吸気フィルターには繊維様のホコリを中心とした汚れが蓄積されていきます。それはフェルト状に、フィルターは「詰まった」状態に近づいていきます。

さらに繊維ほどの大きさはない、PM2.5のような微細なホコリ汚れが機械の奥深くに入り込んで汚します。このホコリに混じってカビの胞子が入り込むと、内部でカビが発生してしまうことにつながります。

そうこうしてホコリやカビ入りの冷風や温風が送風されることになり(おそらく異臭がするようになります)、その空気を吸うとカビに対するアレルギー症状を呈する原因にもなりかねず、健康も脅かされかねなくなります。

「加湿器」などは、清掃や給水を怠ることで、肺炎の原因になるレジオネラ菌が繁殖してしまうことがあり、より深刻です。加湿の際に加熱を伴う比較的雑菌繁殖しにくいタイプはリスクが低い代わりに、水道水由来のミネラル汚れが蓄積し石化するため掃除がしにくいことがあります。

かように「季節家電」のお手入れというのは、それらいちいちが難度の高いお手入れだからというより、その「タイミング」の測り方のほうが難しいという側面があります。稼働時間が長いほど汚れも酷くなり、落としにくくなるという点は忘れずにおきたいところです。

過剰な汚れをためないためにできることの一案として、まずその「季節家電」を導入したタイミングで、そのお手入れの頻度と方法を「取扱説明書」を読んで把握しておくことが挙げられます。そしてその後、すみやかに「お手入れの予定」を実生活の予定の中に落とし込んでしまうことが大事なポイントです。

例えば「フィルター掃除は2週間に一度」と取扱説明書で勧められているなら、今日から2週間後のタスクとして「フィルターを外して掃除機で吸う」という作業を、スケジュール帳などに記載してしまうのです。

諸般の事情でその日もしできなくても、近い日程のどこかでリスケジュールしなければいけない、という意識でいることが大切なのです。

避けたいのは、その季節が終わるまでお手入れについては一切意識しない、という態度です。

「汚れたら掃除する」ではなく、強制力を持って定期的にケアタイムを設ける、ということが、一番単純でいながら、その「季節家電」を一番綺麗な状態で維持する最適解なのです。

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