2019.08.09 今すぐ暑さをエコに乗り切る

令和の夏も何だかんだ暑いです。クーラーガンガンで昼寝、もいいですけど「気化熱」 を利用したクーラーなら断然エコに涼める!
ってこの前TV通販でやってたんですよ。

見ました?

「気化熱現象」とは“水が蒸発する際に周囲の熱を吸収して冷やす”仕組みのこと。コチラの商品は、水を含んだフィルターに、ファンで風を通すつくり。風と水だけで空気が冷えるだなんて!だけど8千円はおサイフに寒い!

ネットを検索すると、身近な素材で「気化熱冷却システム」を自作する強者がたくさん見つかりましたので、わたくしズボライターも挑戦してみます!

・用意するもの
凍らせたペットボトル2本、S字フック2つ、扇風機。

ペットボトルの首にS字フックをひっかけ、扇風機のフチにぶら下げます。

で、もう完成!

卑弥呼様?

肝心な冷風具合はどうでしょう。かかしBOYさんが検証です。

ブーン。「涼しいような、特に変わらないような……」
※1年ぶり登場「かかしBOY」氏は炎天下のベランダで鳥追い中を召集。

かかしBOY K-001

かかしの形が、スズメ、カラス、ひよどりに効果抜群です。風船タイプなので誰でも簡単に使用、設置できます。風によって人が立っているように見えます。鳥のフン対策にも効果的です。

渾身の気化熱扇風クーラー、まさかの効き悪し!500mlボトルではパワーが足りなかったのかもしれません。

1Lボトルに変更です。

ダメです! 
ボトルが重すぎて扇風機が倒れそう!

昼間から一杯やりたくなるのもよくないです。


ペットボトル周辺の空気は確実に冷やされているみたいで
結露が盛大に発生して床はビショビショになりました。

水受け必須。効果、使い勝手、見た目ともにいまいちみたいでしたのでここで断念。
ふたつめの気化熱システムに期待です。

「気化熱現象」は、エアコンの効率化にも役立つそうです。

ネットでは、室外機の温度を「バケツとタオル」を使って下げ、驚くほどの省エネ効率を得た、という話題で盛り上がっているよう。さっそく実行です。

・用意するもの
タオル、バケツ、水。

水を張ったバケツにタオルの端をひたし、天板の上へ。システム完成!

タオルの水分が蒸発する際に天板の熱を奪い、室外機の温度を下げてくれるそうです。
さあ、この状態でふだん「エアコンついてるのに何か暑いわね」と感じる、14時過ぎを待ちます。

どうどう? エアコンの調子はどう?

「今日はよく効いてる! 28度設定なのに寒いくらい!」。いつもの「エアコン頑張ってる音」もしませんね!

外に出て室外機を触ってみますとバケツタオルを設置した室外機が「ぬるいかなー」くらいなのに対し、隣の対策なし室外機はアッチアチです。

温度計を置いたら「バケツタオル」室外機側は35℃なのに対し、対策ナシは振り切れちゃってます。

気化熱バケツタオル冷却システム大成功!!ただしこのシステム、「タオルが乾燥、または台風などで落下し、吸気口に吸い込まれると故障、感電の危険性がある」、「バケツ水にボウフラがわく」などのデメリットがあるようです。100%出しっぱなしにして忘れる、わたくしのような人間には向かないみたい。

「室外機冷却」が省エネに役立つことはわかりましたのでカンタンそうな市販品をホームセンターで探してみますと磁石でくっつける室外機用ひさしが見つかりました。

DCMブランド ひさし付マグネットエアコンガード

ベルトレスで置くだけ簡単設置のマグネット方式。本体サイズ:84×2×60cm。本体重量:約0.3kg

乗せるだけ、そして安価。

自作気化熱システムの壁は高かったですけど、なんらかの方法で安全に「室外機」を冷やすと「エコに涼しく」が実現することがわかったのはこの夏の収穫です。

地球のためおサイフのため、あなたもぜひ!

取材・文・撮影/和田玲子

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