祝う側は高価なお祝いの品を用意する必要はありません。本人にしてみれば自分のために子どもや孫が大勢集まり、元気な顔を見せてくれることがなによりの贈り物です。祝宴に出席する、あるいは長寿の祝いのために帰省することが一番喜ばれるでしょう。それでも何か記念品を贈呈したいなら皆で相談して一点豪華主義で贈るのがよいでしょう。健康状態が良好なら旅行や観劇などを計画するのもよいアイデアですし、少しまとまったお金をお小遣いとして贈るのもよいでしょう。
「日本の行事を楽しむ12ヶ月 くらしの歳時記」「伝統の作法と最新マナー冠婚葬祭常識事典」 (ともに主婦の友社刊)より