愛犬の食事

炭水化物 炭水化物は米・麦・とうもろこし・豆などの穀物に大量に含まれています。これらは繊維質が多いので便の状態を良好にする作用があります。
脂肪 脂肪は栄養素の中で最もエネルギーを生み出す栄養素です。
タンパク質 タンパク質は体を構成するのに欠かせない大切な栄養素です。筋肉・肉・血液・内臓・皮膚・毛などをつくります。
ビタミンA ビタミンAは視力や皮膚を健康に保ちます。
ビタミンB ビタミンBは体を正常に機能させるために欠かせない栄養素です。
ビタミンD ビタミンDは骨の形成に最も必要なものです。
ビタミンE ビタミンEは特に子犬の成長過程に必要なビタミンです。
ビタミンK ビタミンKは血液の働きを活発にします。
カルシウム カルシウムが欠乏すると、便秘や筋肉の硬直などの症状が起こりやすくなります。カルシウム不足が慢性化すると、骨折・食欲不振・歯の欠落なども起こります。
リン リンはカルシウムと同じで、骨や歯を丈夫にし、細胞の新陳代謝を促します。
ナトリウム ナトリウムの欠乏は、疲労や発育遅れの原因になります。
マグネシウム マグネシウムは、骨・筋肉・血液に含まれています。神経や筋肉をコントロールする役目をしています。
※小型犬の目安
犬の年齢 人間の年齢
1カ月1歳
2カ月3歳
3カ月5歳
6カ月9歳
9カ月13歳
1年17歳
1年半20歳
2年24歳
3年28歳
4年32歳
5年36歳
6年40歳
7年44歳
犬の年齢 人間の年齢
8年48歳
9年52歳
10年56歳
11年60歳
12年64歳
13年68歳
14年72歳
15年76歳
16年80歳
17年84歳
18年88歳
19年92歳
20年96歳

■栄養素の欠乏症
栄養素が不足するといろいろな欠乏症が発生して、犬の健康を損なうことがあります。

タンパク質 成長不良・乳汁不足・病気への抵抗力低下など
脂肪 エネルギー源不足によりやせる・毛ヅヤが悪くなる・皮膚炎など
ビタミンA 眼病・発育不良・抵抗力低下など
ビタミンD クル病・骨軟症など
ビタミンE 繁殖障害など
チアミン
(ビタミンB1)
体重減少・けいれん・反射異常など
リポフラビン
(ビタミンB2)
体温低下・心機能不全・食欲減退など
ナイアシン 下痢・貧血
ビタミンB6 貧血・神経障害など
ビタミンB12 発育不良・貧血など
カルシウム クル病・骨軟症など
リン クル病・骨軟症など
貧血・成長不振
貧血・成長不振

ニラ・玉ねぎ・ねぎなどのねぎ類は、ほとんどが中毒の原因になります。

骨には十分注意してください。鶏類やタイの骨は、かみ砕いた時に先が鋭利になるので、誤って飲み込んだ時には、消化器官に刺さる場合があります。

カカオに含まれるテオブロミンを摂取することにより、心臓や中枢神経系を刺激し下痢や吐き気、血圧上昇、不整脈、痙攣などの症状を引き起こします。

コショウ・からし・しょうがなどは犬の胃を刺激し、肝臓などに負担をかけます。感覚を麻痺させる恐れもあるので十分に注意してください。

■鶏の骨 ■タイの骨 ■ハム
■ベーコン ■クラゲ ■イカ
■タコ ■こんにゃく ■塩
■唐辛子 ■チョコレート ■甘いお菓子
■ワサビ ■玉ねぎ ■タケノコ
■ピーナッツ ■しいたけ

ドッグフードは多種多様です。中でもドライタイプは保存性に富み、栄養のバランスがとれた完全食です。便利で経済的なことから、幅広く活用されています。

種類 特徴 長所・短所
ドライタイプ 水分10%以下の固形タイプで、成分は穀物が中心。 保存性があり値段も手頃で経済的。
セミモイストタイプ 水分は25~35%前後、やわらかいタイプで成分は肉中心。 やわらかいので、幼犬の離乳食向き。開封後の長期での保存はできません。
ウェットタイプ 水分75%前後、肉や魚をぺースト状にした缶詰めタイプの全肉タイプが主流。 嗜好性は最高ですが、開封後の長期での保存はできません。
スナック類 ご褒美やおやつ時に与えることを目的としたフードです。代表的なものに、ビーフジャーキーなどがあります。 主食に代わるものではないので、あくまで間食用として与えてください。ビタミンやカルシウムなどの栄養補助を目的としたものも市販されています。開封後は、水分の多いものは冷蔵庫で保存した方が良いでしょう。
離乳食 離乳期の子犬用のフードです。乳製品が多く使われ、その他粉末穀物・カルシウム・動物性タンパク質など成長期に必要な栄養成分が調合されています。 少ない量で高カロリーを得ることができます。普段よりも栄養が必要な出産前後の母犬に与えるのも良いでしょう。
子犬用フード ドライ・ウェットなどさまざまなタイプのものがあり、栄養成分が成長期に合わせてあります。  
中高齢犬用フード 年をとって運動不足になった中高齢犬の体に合わせ、消化吸収が良く、低脂肪・低カロリーにつくられています。体内で老化が始まる7歳を過ぎたころから与えると良いでしょう。  
肥満用フード 肥満になってしまった犬のカロリーコントロール用に与えるフードです。  

①ドッグフードの特徴をよく知りましょう。
②犬が好む全肉タイプばかり与えると、栄養が偏ってしまいます。
③必ず新鮮な水を与えましょう。

①賞味期限・製造年月日をチェック
必ず賞味期限・製造年月日をチェックしましょう。
②ラベルのチェック
ラベルや包装にきちんと成分の表示があるものを選んでください。粗タンパク質・粗脂肪・粗灰分及び水分が何%含まれているかが表示されています。

生後6週まで 授乳期、母乳または犬用ミルク
6~10週 離乳食
11~25週 1日3回、子犬用のドッグフードをなるべくドライのまま与えてください。
26~50週 1日2回、子犬用のドッグフードを決められた時間に与えてください。
※このタイムテーブルは、あくまでも目安としてください。

子犬は、生後1年で成犬となります。子犬に必要な栄養素は成犬の約2倍。栄養不足になると、しっかりとした骨格・筋肉の形成が行えなくなるので、子犬の食事には子犬専用のドッグフードを与えることをおすすめします。

成犬には一般的なドッグフードを与えてください。 成犬の中でも、小型犬(シーズーなど)や、運動量が多い犬については、ドッグフードの中でもタンパク質の含有量が多いものを与えるようにしてください。 また、肥満犬については、カロリーが少なく食物繊維を多く含んだドッグフードを与えてください。

老犬は運動量が少なくなり、消化器官も衰えてくるため、成犬と同じ食事を与えると肥満や内臓疾患の原因になりやすいので、カロリーが少なく食物繊維を多く含んだドッグフードを与えてください。 歯が悪くなった老犬の場合は、ドッグフードをお湯にふやかして与えてください。

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