生ごみで堆肥づくり

生ごみを密閉容器に入れます。生ごみは水分を十分に切って、大きなものは小さく刻みます。

生ごみ三角コーナー1杯に対し、EMボカシを洗濯用スプーン1〜2杯振り掛けます。夏場や魚・肉が多い場合は多めに振り掛けてください。

容器がいっぱいになるまでSTEP.1・2を繰り返し、いっぱいになったらしっかりふたを閉めて、夏場は1週間、冬場は2週間ほど寝かせます。

甘酸っぱい漬物のにおいがしてきたら完成です。この段階では、生ごみの形はほとんど崩れません。土に埋めれば、数週間で土に戻ります。

生ごみは新鮮なうちに処理してください。新鮮なうちに処理することにより、虫の発生を抑えます。

EM菌は空気が嫌いです。空気を遮断することが成功のポイントです。

※EMとは…
人間にとって良い働きをする微生物を集合させたものです。乳酸菌・酵母などを組み合わせると、腐敗を防いだり、汚染物質を分解するのに役立つと言われています。

発酵中にガスが発生することがあるので、時々ガス抜きを行ってください。

たまった液はこまめに抜いてください。
抜いた液は液肥として使用してください。

生ごみは十分に水切りをしましょう。水分が少ない方が分解が速く、悪臭が少なくなります。

魚の内臓などを入れる場合は、ニオイがきつくなるため、お湯を掛けてから入れると良いでしょう。

堆肥は強い酸性なので(1週間程度で中性になります)、すぐに埋める時は植物から離して埋めましょう。

ウジ虫がわいてしまったら、ふたをきっちり閉めて、ウジ虫が死んでしまうまで、生ごみの投入を止めてください。夏場なら、日なたに出しておくと数日で死んでしまいます。確認後再開してください。

使用時の手順

①穴を掘って、コンポスト容器を埋め込みます。
②密閉容器でつくった生ごみ発酵堆肥を投入し、その都度土を入れ、生ごみをサンドイッチ状態にしてください。この時、空気を遮断します。微生物の働きで、悪臭や害虫の発生を抑え、土への分解速度を速めます。

コンポストは手軽で、枯れ葉や草なども簡単に入れることができるのが良い点です。
反面、発酵までに時間がかかり、虫がわきやすいのが注意しなければならない点です。

消毒・殺虫剤を用いていない、乾いた土を入れることにより生ごみの有機物を分解してくれます。菌は適度な水分と空気のバランス、そしてチッ素(肉・豆などに多く含まれている)と炭素(お米やじゃがいもなどの皮)の栄養素で活動が活発になります。

有機物が分解される方法には2つあります。
似て非なるもので、「腐敗」と「発酵」と言います。

腐敗分解

〇発酵分解に比べて、約20倍のスピードがあります。
〇急激な分解過程で、有機物は水や二酸化炭素となり、エネルギーを放出し、栄養素はほとんどなくなります。
〇微生物がつくり出す二酸化炭素・硫化水素・アンモニア・メタンガスは、植物の根を傷める原因になります。

発酵分解

〇有用微生物によって行われ、エネルギーの放出が少なく、緩やかに分解します。
〇有用微生物がアンモニア・メタンガス・硫化水素などの発生を抑制するため、「腐敗分解」のような悪臭は出にくいでしょう。

●畑などで…

畝と畝の間に生ごみ堆肥を入れ、土をかぶせます。

●庭などで…

庭木の場合は直接木の根に触れないように、穴を掘って埋めます。

●プランターなどで…

土と土の間に生ごみ堆肥をサンドイッチ状に挟んで入れ、1週間以上経ってから、種・苗などを植えます。

【!】注意


生ごみの堆肥は酸性が強いので、直接作物や根に触れないようにします。
しかし、1週間ほどで中性に変わるので、それ以後は心配いりません。夏期は10日ほどで、冬期は30日ほどで、土に還元されます。

生ごみの堆肥をつくった時に容器の底にたまる液のことを「液肥」と言います。
液肥は蛇口より抜きとります。

池・水槽には、2カ月に1回程度5,000倍以上に薄めて加えると、水質浄化の作用があります。

花壇・畑には、1,000~2,000倍に薄めて月に2~3回程度散布すると、肥料と同じ作用があります。

排水口には500倍に薄めた液肥を1~2週間に1~2度流すと、イヤなニオイが消え、汚れが落ちてきます。

水洗トイレには500倍に薄め、くみとり式トイレにはそのまま原液を、コップ1杯流すと、ニオイが消え、汚れが付きにくくなります。

【!】注意


液肥は短期間で変質するため、こまめにとってください。
生ごみに液肥が付かないようにしましょう。

このページを印刷

この記事をシェア

Relation 関連記事

20200529194814