シンビジュームの魅力のひとつが開花期の長さです。しかし長く花を付けておくと、株そのものが弱くなるので、先端のつぼみが開き出したら、花茎の元からカットして、花は切り花として楽しむようにします。また生育期には新芽がどんどん出てきますが、この芽をそのまま育てると栄養が分散し、葉ばかりが茂って花が咲かなくなってしまいます。そこで大切なのが“芽かき作業”です。1個のバルブに元気の良い新芽を1つ残して、ほかは全部かきとります。新芽が出る花後から秋にかけて、欠かさず行いましょう。9月以降は、肥料を与えないようにしましょう。鉢の上の肥料もとりのぞきましょう。