1.鉢底石を約1cm程度敷く。

1.鉢底石を約1cm程度敷く。

2.培養土を入れる。この時、鉢上から約3cmあけて「ウォータースペース」をつくっておく。

2.培養土を入れる。この時、鉢上から約3cmあけて「ウォータースペース」をつくっておく。

これで保水性と通気性はほぼ理想といっても良いバランスを保ってくれます。あとは好みで用土の種類を決めていきます。使用する鉢が大きくなれば粒子も大きく、小さくなれば粒子も比例して小さめにすると良いでしょう。

新しく鉢に草花を植える時、用土として庭の土や畑の土を使用する人がいますが、それらの土を使った鉢は、時間の経過とともに水抜けが極度に悪くなるため土中に新しい空気が入りにくくなり、根は常に酸素不足で呼吸困難になります。また、古土に潜んでいた病害虫が、気温の上昇とともに活動を始める可能性も高いのです。
 

鉢植えで販売されている花は、開花中に必要な養分を与えてあるので、あまり肥料を与える必要はありません。花後に、液肥(1,000倍液を週1回)または玉肥(5号鉢で5個・月1回)を与えます。

【玉肥】
玉肥は、株から離して鉢の縁に置きます。

【液肥】
液肥(ハイポネックスなど)を与える場合は、薄めのものを水やりを兼ねて与えてください。開花中にも2週間に1回くらいの割合で与えてください。

【春~秋に咲く鉢花】
春先に苗を植え付けたら、20日後に5号鉢で親指の先大の固形油かすを2~3個鉢縁に置き、あとは15日に1回ほど、1,000倍の液肥を与えます。

【秋~翌春の寒い時期に咲く鉢花】
あまり肥料を与える必要はないので、苗の植え付け後15日したら、500~800倍ほどの液肥を一度与え、あとは月に2回ほど、1,000倍の液肥を与えます。決して過肥にしないこと。
 

つい手をかけて、朝と夕方にたっぷりと水をやってしまいがちですが、これはあまりおすすめできません。植物の根も呼吸しているので、土の中には十分な酸素が必要なのです。常に古い水がたまっているような状態や、土が乾く前に水を与え続けると、根は酸素不足で腐ってしまったり、生長することをさぼってしまいます。また、夕方たっぷりと水をやると、夜間、鉢が湿り過ぎて鉢温が下がるので、植物の根の生長を滞らせます。その反面、上部の茎や葉はいたずらに成長してしまい、だんだん植物そのものが軟弱になるのです。しかも病害虫の発生の可能性も高めることになります。鉢花植物は乾かし気味に育てるのが良いでしょう。

【水やりの大原則】
鉢花への理想の水やりは、植え土の表面が白く乾いたら、鉢穴から水が流れ出るまでたっぷりと与えることです。湿生植物・サボテン・エアープランツなどの例外もありますが、この大原則はほとんどの鉢花に適用されます。水は少しずつ何回もやるより、水量を多くし、回数を少なくするのが良いでしょう。

【季節ごとの水やりの目安】

【開花中の水やり】
花に水が掛かると花が傷みます。じょうろやホースで上から掛けてはいけません。水差しで、直接鉢土にたっぷりと与えてください。雨の日は花に雨が掛からないように、室内や軒下に移してください。

Q:植え替えはなぜ必要?
A:伸び過ぎてしまった根を短く切り詰めるために必要です。

Q:根を切り詰める理由は?
A:古い根は、長々とした「単なるホース」となってしまっています。このホースが長くなればなるほど、地上部の葉は水と肥料を吸い上げるのに、苦労をしなくてはならなくなるためです。

Q:根を切り詰めた後はどうなるの?
A:植物の自己復元力は強いので、根を切って15~20日もすると、その根の切り口周辺には新しいヒゲ根が多数生えてきます。
 

□鉢花はいつも清潔に
□咲き終わった花ガラはこまめに取り去る
□黄変した下葉などは葉柄部から鋏で切りとる
□雨で葉裏に泥などが付いたら雨後、なるべく早く泥を落とす
□用土上にごみや枯れ葉が落ちたら、取り去る
□風通し良く管理する
□用土に庭土・畑土・古い土は使わない
□真夏の午後の日差しを避ける
□チッ素過多にしない
□夜霧にあてる

注意したいのが、小雨が断続的に降り注ぐ日です。雨が降っていても鉢の土は完全に乾いてしまっており、植物は空中湿度だけでピンとしているということがよくあるのです。梅雨時の長雨で鉢花が傷むことは知られていますが、シトシト雨にも気を付けましょう。

花が咲いた後、そのままにしておくとやがて種子ができ、養分が種子にとられて、株自体が弱ってきます。こうなると次の花が咲かなくなるため、咲き終わった花はこまめに取り除きます。そのことで灰色カビ病などの予防にもなります。花によって花ガラの摘み方は多少異なります。パンジーは花びらの元気がなくなってきたころ、花首ではなく花茎の根元から切ります。キンギョソウのように花穂の下から順に咲くものは、咲き終わった順に一輪ずつ摘み、全て咲き終わったら花穂を切ります。球根類の花ガラもなるべく早く摘みとった方が良いでしょう。ただし、葉は光合成を続けて球根を肥大させるので、花後も必ず残し、自然に枯れてから刈りとります。

【花ガラ摘みの一例】

Q:根詰まりと根腐れの見分け方を教えてください。
A:根詰まり・根腐れは鉢植えの植物に多く見られる症状。水やりした水がすっと鉢にしみ込んでいかなくなったら根詰まり、用土が湿っているのに葉がぐったりして元気がないなら根腐れを疑う必要があります。ともに早めに植え替える必要があります。

Q:ハイドロカルチャーの水やりはどんなことに気を付ければ良いのですか?
A:ハイドロカルチャーの容器は底に穴がなく、底部にたまった水が用土を伝わって上がってきます。そこで容器の上まで水を入れないことがポイントになります。目安として、ためておく水は容器の底から1/5程度。水が完全になくなってから次の水やりを行います。不透明な容器の場合には、水位計で水量を知るようにします。

Q:追肥はいつごろすれば良いのですか?
A:植物を植える前に施した元肥の効き目が終わるころが追肥の時期です。葉先が黄色くなったり花付きが悪くなってきたら追肥のサインなので、毎日よく観察しましょう。追肥としては1~2週間に1回、水やり代わりに液肥を与えるか、速効性の化学肥料を与えます。

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