発電機の容量と使用可能な電動工具

使用する電気機器の消費電力をそのまま発電機の出力に置き換えて、発電機を選ぶのはトラブルの素。それぞれの電気機器がどのくらいの「ゆとり」を必要としているかをチェックして、最適な出力を持つ発電機をお選びください。

発電機は
①コードの長さ
②コード断面積または外径
③使用される電流

の3つによって、電圧が降下します。
コードの長さ・太さは、使用する電気機器に合わせてお選びください。

電力容量不足のため、使用機器が動かない・回らないということのないように確認しましょう。
■電流(A) 導体を伝わる電気の流れを電流といい、その強さは1秒間に流れる電気の量で表します。単位にはA(アンペア)を用います。
■電圧(V) 導体に電流を流す電気的圧力を電圧といい、その強さは2点間の電位差で表します。単位にはV(ボルト)を用います。
■電力(W) 1秒間に消費される電気の量を電力といい、単位にはW(ワット)を用います。

交流の電力は直流の電力(V)と区別するため、VA(ボルトアンペア)という単位で表します。1,000VA=1kVA(そのため、カタログの交流定格出力の単位はkVAとなっています。)

交流の場合は電圧と電流が時間とともに変化し、さらに供給される全ての電力が有効に使われるものではありません。従って交流の電力は直流のように単に電圧と電流を掛けたものではなく、有効に使われない電力を考慮しなければなりません。
つまり、電力が有効に使われないため発電機の出力電力は使用する機器の表示電力より大きなものが必要となります。

《電力(VA)=100×使用する機器の電流(アンペア)×係数》
係数(何倍の容量が必要か)については、下表を参考にしてください。

必要な発電機
出力の目安
機器の例
機器表示電力の3.1~4倍 ●エアーコンプレッサー ●冷蔵庫 ●水中ポンプ
機器表示電力の2.1~3倍 ●ウインチ ●水銀灯 ●エアコン
機器表示電力の3.1~4倍 ●ヘアドライヤー ●掃除機 ●チェーンソー ●ハロゲン灯 ●扇風機
機器表示電力の1倍 ●カラオケ ●カラーテレビ ●電気ポット
表示電力(W) 発電機の目安(VA)
照明 電球 10 10
250 250
蛍光灯 40 80
ハロゲン灯 400 600
水銀灯 40 100
400 1,000
キッチン 電気ポット 350 350
600 600
トースター 600 600
800 800
電気オーブン 500 500
1,200 1,200
炊飯器 300 300
1,400 1,400
ホットプレート 800 800
1,300 1,300
電子レンジ 800 1,500
1,300 2,500
冷蔵庫 100 400
250 1,000
リビング ラジカセ 10 10
20 20
カラーテレビ 100 100
200 200
アイロン 350 350
800 800
DVDレコーダー 10 20
20 40
洗濯機 300 600
500 1,000
掃除機 400 500
600 700
ヘアドライヤー 600 700
1,200 1,500
乾燥機 1,200 1,800
1,400 2,000
冷暖房 電気ストーブ 600 600
1,000 1,000
扇風機 50 100
75 150
エアコン 600 1,800
1,500 4,500
その他 カラオケ 30 30
100 100
無線機 40 40
400 400
表示電力(W) 発電機の目安(VA)
電動工具 サンダー 300 350
900 1,000
ハンマードリル 500 550
1,200 1,300
ハンドグラインダー 130 150
250 300
ディスクグラインダー 450 500
1,100 1,200
インパクトレンチ 350 400
500 600
電気ドリル 150 200
550 600
バイブレーター 250 500
600 1,200
電気カンナ 450 600
1,200 1,600
電気ハンマー 1,000 1,200
1,450 1,700
釘打 1,000 1,300
1,500 2,000
ジグソー 400 550
600 800
丸のこ 750 900
1,200 1,500
チェーンソー 1,200 2,000
1,500 2,500
土木建築 ボール盤 200 600
400 1,200
ウインチ 500 1,300
750 2,000
エアーコンプレッサー 200 800
750 2,800
その他 ハンダゴテ 30 30
100 100
芝刈機 250 300
400 500
しいたけドリル 300 350
400 500
茶刈機 250 300
400 500
氷削機 250 750
400 1,200
水中ポンプ 300 1,000
500 1,700
三相モーター 400 800
2,000 3,500

【!】注意
表に記入の機具表示電力は一例となります。消費電力の詳細を取扱説明書か本体記入のスペック表で確認してから発電機を選んでください。

【確認①】エンジンストップスイッチがONになっていますか?
【確認②】エンジンストップスイッチと交流スイッチを間違えて操作していませんか?
【確認③】エンジンオイルが規定量入っていますか?

①ガソリンは入っていますか?
②ガソリンコックがON(開)になっていますか?
③チョークレバーを始動します。
 (エンジンが温まっている時は、必要ありません。)
④エンジンストップスイッチをONにします。
⑤スターターハンドルを軽く引き出し、スターターハンドルが重くなった状態から勢いよく引きます。
⑥チョークレバーを戻します。(忘れずに!)

長時間使用しない場合は、燃料タンク・キャブレター内のガソリンを抜く方が良いのですが、時間がない時など一時的な方法として(取扱説明書参照)
■発電機を停止する時に、エンジンストップスイッチで停止させるのではなくガソリンコックをOFF(閉)にして、キャブレター内のガソリンがなくなり、燃料切れで止まるようにします。
機種により多少の差はありますが、3~4分で止まります。
ガソリンが腐ってキャブレターが詰まるのを防ぎ、次回使用時にエンジン始動が良好になります。
■次回使用時ガソリンコックをON(開)にすることを忘れずに!

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