フローリング材の貼り方

フローリングを施工する床面の長手方向と短辺方向の寸法を図り、フローリング材の1枚あたりの寸法で割り付けて、必要なフローリング材を購入します。割り付け計画の際、板の長手方向を目地方向(部屋の長手方向)に合わせて測ると、材料のロスもなく、仕上がりもきれいです。

床の汚れは接着効果を低下させます。あらかじめ掃除機やほうきでホコリやチリをとります。

まず部屋の長手方向に板材を置き、板材から数cm離れた場所に壁と平行に基準線を引きます。この基準線に合わせて板を置くことで常に平行を保つことができます。なお、仕上がりの精度は最初の1枚目で決まりますから、ここはあくまでも慎重に。

木工用接着剤を床面に塗って板材を貼ります。フロアー釘だけの施工より強固に付着し、施工後の床鳴り防止にもなります。

※一度に広い面積に塗ると施工前に乾くので2枚分程度ずつ塗り付けます。

固定した板材と次の板材のさね部分を合わせ、あて木をして金づちで打ち付け、さね部分を十分に差し込ませます。次にさね部分に1本ずつフロアー釘を確実に打ち込み、釘の頭部分は釘締めを用いて沈み込ませます。あとは、接着剤→さね部分の接合→釘打ちの手順の繰り返し。

最後の板材は壁際の角部分になるため、壁までの寸法でカット。床に接着剤をしっかり塗って板材を置き、頭をつぶした釘を板材の端の目立たない部分に垂直に打ち付けます。板材の端の釘は、巾木を貼ることで隠すことができます。

フローリング材は、フローリング材どうしを継ぎ合わせるために「さね加工」がされています。側面の凸部分を「オスさね」、凹部分を「メスさね」と言います。

  • 施工後、ドアや戸の開閉に支障がないように、作業前に敷居・ドアのサイズや状況を確認しておきましょう。
  • フローリング材は、部屋のイメージに合わせた色や素材を選びましょう。詳しくはスタッフにお気軽にご相談ください。

  • フローリング施工の貼り納めの1枚は、長手方向で切る作業になります。手引きのこでは大変ですから、電気のこを準備しておきましょう。
  • 出隅・入り隅部分は、一度に切り落とさないで少しずつ作業を進めましょう。
  • 作業中は接着剤(木工用接着剤)を塗った床面に常に注意を払って。もし接着剤を踏んだ靴でフローリング面を汚した場合は、ぬれぞうきんで早めに拭きとっておきます。

(1)のこぎり
(2)差し金
(3)金づち
(4)釘締め
(5)くしベラ
(6)接着剤
(7)フロアー釘
(8)メジャー
(9)フローリング材
(10)あて木

■ニスを塗って保護する
フローリングに水は大敵。継ぎ目から水がしみ込むと、ヒビ割れや反り・腐食の原因になります。かといって拭き掃除は欠かせないもの。そこでニスを塗ることをおすすめします。ニスはワックスより保護効果が高く、水拭きしても安心なので毎日のお手入れもラクラク。フローリングが新しいうちに塗る方が良いので、フローリングの貼り替え時に済ませておけば、何度も家具を動かさなくて済みます。ただし、新しいフローリングの中にはセラミックなどニス塗りできないものがあるので、材質をよく確認してください。

■用意するもの

  • 床用水性ニス
  • ワックス兼用刷毛
  • マスキングテープ

■簡単なお手入れは1~2カ月に一度のワックスがけ
ニスに比べて簡単に塗ることができるのがワックスです。フローリングの傷を予防し、ツヤを長持ちさせるには、1~2カ月に一度のワックスがけが必要です。ワックスをかける床の汚れをよく落としてから、1㎡を目安にワックス液を垂らして、固く絞ったタオルで木目に沿って軽く塗り広げます。塗ったところを汚さないためにも、部屋の奥から出口に向かって塗っていくのがポイントです。ワイパータイプでシートを使うと、より簡単にお手入れできます。

■用意するもの

  • 床用樹脂ワックス
  • ぞうきん
  • ワックスシート

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